「新型コロナウイルス感染症」
そろそろ1年が経った
日本では旅客船から始まったこの状況。
記憶にも新しい、志村けんさんの死。
そして緊急事態宣言と給付金10万円。
第1波、2波、そして現在は第3波の真っただ中。
医療、経済の崩壊が叫ばれている。
年末には、首相含め王さん、みのさんたちの会食。
そんな中での2回目の緊急事態宣言。
そんな中での「五輪に不安なし」という重鎮の発言。
若者は「自分は感染しても軽症だから!」と自由に動く。
年配者は自由に動く若者を批判する。
首相は「一律に5人以上の会食がいけないと言っているわけではない」という。
皆さんはこれまでをどのように感じてきただろうか。
やはり人間という生き物は、自分の価値観の中で行動する。
若者の価値観、年配者の価値観、政界の価値観。
どれも間違っていないのではないと思う。
だって、自分の価値観を誰かが否定する権利はないのだから。
でも、1つだけ大切なことがあると思う。
それは、すべての人たちの命。
自分は1人暮らしで感染させる家族はいないかもしれない。
でも、一緒に飲んだ大切な友達には同居に家族がいるかもしれない。
自分は家に籠って年金暮らしをすればいいかもしれない。
でも、若者が飲みに行くことで、倒産を免れる人がいるかもしれない。
自分は特別な存在だから、多少の多めの人数で会食してもいいのかもしれない。
でも、そのニュースをみて落胆し、この国に絶望する人がいるかもしれない。
感染も倒産も絶望もすべて死へのトリガーとなりうるのだ。
今必要なことは、“想像力”ではないだろうか。