Columnお知らせ

Column

となりの芝生

2023.10.17

ウクライナとロシアの状況が少し見えづらくなった最近、

イスラエルでいわゆるパレスチナ問題が勃発している。

 

また多くの人命が失われるのか・・・。

 

日本では、増税や社会保険料増加、

格差社会、少子高齢化、、、。

 

解決策はあるのだろうか。

 

そんな今日は、

 

“となりの芝生は青く見える”

について

 

いち看護師が総合病院を退職して、

独立・起業

 

珍しい存在だ

 

そんな私のところには、

ときどきこんな相談がある。

 

「今の職場を辞めたい」

「もっと自分を認めてくれるところに行きたい」

「自分も起業したいけど、何をしたら良いかわからない」

などなど。

 

現に、うちにいるスタッフの中にも

いずれ起業したいから勉強したい

というスタッフもいる

 

今は、ネットで様々な情報が得られる

 

それとともに、情報が多すぎて

良い情報なのか悪い情報なのかがよくわからない

 

でも、SNSでは、

副業や起業という言葉が踊る

 

確かに、医師以外の医療者の給料は

今後、ほぼ上がらないだろう

 

しかし、じゃあ今の組織を辞めて

他の組織に行けば給料が上がるか?

自分の事を認めてくれるか?

起業して今よりも稼げるか?

 

医療職、特に看護師は売り手市場だから

どこでも雇ってもらえるだろう

 

でも、そこで

自分を認めてもらえる?

給料が上がる?

 

どうだろか

 

今いる組織は、きっと少なからず

問題があり、嫌気がさしているのだろう

 

でも、それはどこの組織に行っても

きっと同じじゃないか

 

病院という世界は、

保守的で、立場のある人の意見が尊重される

立場を作るには長い年月がかかるのだ

 

 

自分に合わない、仕事がきついといい

転々と仕事場を変えていたら

気がついたらもう定年になっているだろう

 

となりの芝生は青く見えるかも知れない

でも、今いるところの芝生を

もう一度確認して欲しい

 

もしかしたら、そこで頑張ってきた自分という

新芽が少しずつ成長しているかもしれない

 

不満があるなら、周りの芝生を見るのではなく

自分の足下の芝生を成長させるために

どうしたらいいか考え、行動してみてはどうだろうか

 

自分が育てた芝生を

仲間を作って更に育て、

本当の青い芝生を広げてみないか

 

気がついた時には

周りに誇れる広々とした

青々とした芝生が広がっているかもしれない

 

どこに行っても

1から育てるのだ

で、あるならば

今いるところの芝生を育てたほうが早い

 

自分の足下の芝生を巣立てることが出来たら

起業しても、転職しても

きっと上手くいくと

私は思う


カテゴリ