2019年11月29日に中日本メディカルリンク（株）様主催、第8回内視鏡パートナーシップ懇談会が開催されました。
その中で、特別講演として「在宅医療における今後の展望および災害発生時の実態と支援活動」と題し講演させていただきました。
まずは、在宅医療の展望。2025年問題は皆さんご存じだと思います。病院統合の加速による病床の減少、医療費の高騰などこれから予測される医療、介護の問題。人口は減少するが、高齢者の割合は増える。高齢者が病院に入れなくなると、施設へ。施設が求められることが高度化する・・・。
未来はわからないけれど、先を予測して自分たちにできることを準備しておきたいですよね。
次は災害について。赤十字病院にいた時に熊本地震の救護で派遣された経験と、台風19号の災害時にどのような動きを病院は行っていたかなどをお話させていただきました。災害発生時は「何か自分にできることをしたい」と思いますよね。でも、「有難迷惑」もある。必要とされたときにすぐに動ける準備と、災害が発生する前に協定を結んでおく大切さなどをお話させていただきました。
このような機会を与えていただいた、中日本メディカルリンク（株）の皆様に感謝申し上げます。